2014年10月19日

ヘルプ下巻

 『ヘルプ』の下巻を読み終わりました。映画より泣けた!

 映画には入っていないエピソード、シーリアとミニーが全裸の変態を撃退する話が笑えた…。シーリア男前!
 映画で特に好きだった「マリリン・モンロー」ないでだちのシーリアですが、小説では生い立ちについても何となく描かれています。白人の貧困家庭で育ち、喧嘩は強い。細くて巨乳で超厚化粧でド派手な衣装で頭空っぽに見えますが、電気も来ていないような貧しく劣悪な環境で生き延び、こんな無邪気で明るく性格の良いレディになったのだからかなりすごい女性です。
 夫のジョニー(登場人物随一の金持ち)がまた良い子で、シーリアのおっぱいだけに釣られて結婚したわけではない事がよく分かります。性格悪くて全く癒やし要素の無いヒリーと付き合ってたというのが信じられませんが、その後に出会ったシーリアはまさに天使だったでしょう。

 それから主人公スキータの友人「ルー・アン」の話が超泣けた! これはぜひ映画に入れて欲しかったけどなー。
 ラストでヒリーがルー・アンにヘルプをクビにしろと言いますが、自分のヘルプを心から愛し尊敬しているルーアンは、ついにヒリーにたてつく。彼女はうつ病を患っていましたが、何とか生きていられるのはヘルプのおかげだと。
 スキータは彼女のことをヒリーの腰巾着で愚鈍、と思い込んでバカにしていましたが、ルー・アンはそれさえ分かっていた。人の内面は見た目では分からない、というお話でした。

 それにしてもスキータはヒリーと彼女の取り巻きと、よく付き合ってられたなーと思います。「権力者」との繋がりが非常に重要な社会だというのはわかりますが。村八分では生きていけない時代でしょうしね…。
 女の世界おっかねえ。
posted by 星路 at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・音楽・本など
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